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G-Bowlアプリで最初に練習する事 【TOP固定】

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 G-Bowlアプリも開発スタートから9年経ってますので機能は増える一方なのですが、おかげで 「何から練習したらいいのか分からない」 という方もいらっしゃるかと思います。  そんな皆さんにG-Bowlアプリで最初にやって欲しいトレーニング方法を紹介します。今まで漫然と運転してきて 「公道走るのに今更練習なんか必要ない」 と思ってる方、意外にお子さん酔い易いのは体質のせいじゃなくて貴方の運転のせいかもしれませんよ・・・ まずこの写真を見て下さい   これが本物のG-Bowlです。 お皿状の物体の上にボールが乗っています。この お皿からボールがこぼれて落ちないように運転する というトレーニングツールです(エ? こんなに浅くて大丈夫?)。  某マンガの「コップの水をこぼさない運転」が思い浮かびますが何も峠を飛ばせと言っているのではありません。ゆっくりで構いません、 日常の運転で目的地に行って家に帰るまでボールが落ちなければ合格です。  え? ゆっくりでいいの? それなら出来そう・・・ハイ、ぜひぜひやってみてください。 最初の交差点を曲がったらボールが消えてた・・・ なんて話も聞きます(ヒドイと 発進したらボールが飛んでいった・・・ という人も!) 。  ちなみにGで言うと0.4Gを越えるとボールがお皿からこぼれます。だいたい街乗りのブレーキは0.2G位で、0.3Gだとチョット強い、0.4Gは同乗者に文句を言われる位の感じです。気をつけてればできるはず・・・ですが、さてw アプリでやってみましょう  アプリでこの練習をするにはSettingsボタンを押して設定メニューを開き、 G上限オーバー警告音をオン、G上限を0.4G にセットします。  これで本物G-Bowlと同じく0.4Gを越えるとボールが落ちる代わりに「カーン!」と警告音が鳴って知らせます(iPhoneの音量設定はお忘れなく)。この警告音を鳴らさないように運転します。  アプリでは何回Gオーバーしたか記録しています。また「どこでGオーバーが発生したか?」家に帰ってから走行ログの地図とGグラフを見て振り返る事も出来ます(下図)。 ※画像:しっかり速度を落とさずに左折した為、旋回Gが0.4Gを越えてしまった。  ゲーム感覚で良いのでとにかく 一度もボールを落とさない事を目標に 練習してください。0.4Gで自信がついたら

G-Bowlアプリで二番目に練習する事【TOP固定】

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  G-Bowlアプリで最初に練習すること は「ボールを落とさない運転」だと書きました、たぶん一ヶ月位続けていればモノになってくるのではないかと思います。  今回はその次に練習する事、ブレーキ練習について書きます。  G-Bowlアプリには「ブレーキ診断」機能があって上手にブレーキして停車すると「イイですよ!」とボイス通知されます。  でも、実際走ってみると「イイですよ」と言われたり、言われなかったり・・・ いったいどういう条件で判定しているのか? つまり何を練習すればいいのか?  解説してみたいと思います。  ちなみに、 公式サイト では以下のように説明しています。  まず、良い場合、 ブレーキ開始から停車までGが一定 とは下のグラフのような状態です。ブレーキ(青)グラフは長方形に近い台形を描きます。  言葉で言えば、 ブレーキペダルをサッと踏み込んで動かさず→停止位置の手前でサッと抜く 、となります。これでイイですよ、と言ってもらえます(台形の高さや横幅は問いません)。  このブレーキの何がイイのか?説明しだすととても紙面が足りませんが、一つには 「予定通り止まれた」 のが良いと言えます。予定通りとは? 理解しやすいように逆の例を見てみましょう。 「予定通り止まれなかった」 のが下のグラフになります。  誰しも経験有ると思いますが、 思ったより止まらないので最後にギュっとブレーキを踏み足した ケースですね。予定通り=見積もり通り、と言った方がいいかもしれません。見積もりが甘いとこうなります。同乗者がいたら「オイオイ」と思ったかもしれません。  ブレーキングの技術と言えば「短い距離で止める」とか「同乗者の頭を揺らさない」とか言われますが、何より ブレーキをかけるタイミングと強さを正確に見積もって予定通り減速させること が大事です。そんなの誰でもやってるじゃない? ハイ、F1パイロットもコーナーに向かう時にやってますよね。電車、バス、大型トラック、プロのドライバーは皆これが上手です(そうでないと大きな事故に繋がります)。 ブレーキの見積もり は車を運転する上で一番重要で高度な技術です。  他にもダメな例を見ていきましょう。  ③ポンピングブレーキは制動距離が伸びるので良くありません。諸説ありますが、少なくともクセになってるのは良くないです。  ④小刻みにブレーキを踏

Ver.8.0.0アップデート解説(その3)

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  前回 に続いてG-Bowl Ver.8 のアップデート内容を解説します。

Ver.8.0.0アップデート解説(その2)

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前回 に続いてG-Bowl Ver.8 のアップデート内容を解説します。

Ver.8.0.0アップデート解説(その1)

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 先日リリースされた Ver.8 についてアップデート内容を解説します。

Newton Brake Method: G-Bowlアプリの活用について

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 前回、運転練習の本が出るというお話をしました。    2022/01/30 - Newton Brake Method: ブレーキ練習法の本が出ます  早速、こちらの本を手にして練習に取り組んでいる方へ、手前味噌ですが G-Bowlアプリ が練習に使えるので簡単に紹介させてください。下がアプリの画面になります。  Newton Brake Method を読まれた方にはご想像の通り、 本に描かれているブレーキGグラフをご自身の運転で確認することが出来ます。 マップ付きで記録・再生も出来ます。これがどう役に立つかは言わずもがなですね☺  無論、ブレーキだけでなく加速G、旋回Gもグラフ化されますので、応用編(Lesson26等)の練習にもバッチリ対応します。詳細は G-Bowl公式サイト でご覧頂けます。 https://ifulsoft.com/products/g-bowl/ ※グラフ表示機能はG-Bowlアプリ(iPhone専用・有料)の機能です。Android の G-Bowl Basic版はグラフ表示できません、ゴメンナサイ。

Newton Brake Method: ブレーキ練習法の本が出ます

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 G-Bowlの生みの親、国政久郎氏の新刊 「NEWTON BRAKE METHOD(税込み1,650円)」 が2022年2月1日に発売されます。  先に注意点ですが、amazonで販売されている「NEWTON BRAKE」とは別の本です。 コチラは以前からある「NEWTON BRAKE」本です。  今回発売される「NEWTON BRAKE METHOD」は上の姉妹本と言いますか、ニュートンブレーキの 具体的な練習方法と実際の道路の走り方 にフォーカスして書かれています。   前作ではニュートンブレーキと名付けて 「ブレーキ踏力一定で停車する」 練習を紹介していましたが、「NEWTON BRAK METHOD」ではそれは Lesson 14 になります。  つまり、そこに至るための練習ステップが Lesson 1~13 としてより詳しく説明されています。 それを知りたかった! と思う方も多いのではないかと思います(特にG-Bowlアプリユーザーの皆様)。同テーマはLesson 21まで続き、22以降はこのブレーキ技術を使った「速度の合わせ方」、道路を走る上での「心得」と繋がっていきます。  実際手にしてみると、 まず大きな図から目に入って「解説を読んでみたい・・・」と思わせる作りになっています。文章が長すぎずページ毎に読んで「自分でもイメージしてみる」事がしやすいと思いました。  Lesson1~33、全59ページ、薄いと思う人もいるかもしれませんが、車を安全に走らせるために一生役に立つ知識が書かれています。家族に渡して最後まで読んでもらえる文字数も意識して作られたそうです。免許を取って日の浅いお子さんがいらっしゃる方にもお勧めしたいです(親が教えても素直に聞いてくれない事もあるでしょう)。  ブレーキテクニックは本当に大事なものなので、プロやマニアだけが特訓するものではなく、免許を取った全ての人が学ぶ機会を持てるべきと思います。本書はそれを体現したものと感じました。  私も今読み返して「雑にやってしまっている」部分に思い当たり、明日からまた気を付けて練習しようという思いがしています。  下記のサイトからご購入頂けます。 オリジナルボックス Book Store 2023年10月追記   メルカリストアでも買えようになりました!