Ver.7.0.1アップデート解説 (2/4)
前回に続き、Ver.7.0.1 の新機能について解説します。
◆グラフの見た目に関する設定を「グラフ長押し」メニューに移動。
◆グラフ長押しメニューに屋外でも見やすい「明度アップ」モードを追加。
グラフ設定が増えたので
Opt.ボタン → グラフデータ設定
グラフ長押し → グラフ表示設定
の2メニューに分けました。
※画面下のグラフ部分を1秒ほどタッチし続けるとグラフ長押しになります。
またグラフについて下のような要望を頂きました。
グラフカラーの青色だけ、水色など明るい輪郭線を付けて欲しいです。
(昼間の視認性が青だけ良くない)
室内では気にならないが太陽光下で見ると青と黒の境が見づらいという事です。確かにそうかも。明るい水色で境界線を引く事も考えたのですが、他の表示との兼ね合いもあります。試しにグラフカラー(塗りつぶし部分)の明るさを底上げする形で調整してみました。
青が白っぽくなってるのが分かると思います。今回はこれを採用としてグラフ表示設定メニューからノーマルと明度アップを切り替えて使用出来るようにしました。まだ見ずらいという声がありましたらまた調整したいと思います。
◆ヨーレートとヨー角加速度の切り替えに対応しました。
これまでヨーレートを表示していたものをヨー角加速度に切り替えて表示できるようにしました。ヨーレート=ヨー角速度ですからその変化の度合い(加速度)を可視化するということです。
ハンドル操作で言うと、ハンドルを深く切るほどヨーレートが増、ハンドルを素早く切るほどヨー角加速度が増、という関係になります(マイナスは逆方向になります)。
ヨーレートは単純に大きければ良いとか小さければ良いというものではなく、走行状況に応じたコントロールが求められます。一言に言えませんが、上手な方と同じ道を走って比較してみるのも一つの方法です。
ヨー角速度についても同じです。運転を考える上での材料として提供しました。
今回はここまで、次回に続きます。