新作リリースしました(が・・・)

  久々のブログ更新です。しばらく沈黙していたのには理由がありまして、新作アプリがリリース出来たら次のブログを書こう、という願掛けのような事をしておりました。

 というのは、昨年このブログを開設した流れから「もっとG-Bowlを沢山の方に使って欲しい」という気持ちが再燃しまして・・・長年の懸案であるG-BowlアプリのAndroid版が無いという問題、また有料アプリは誰でも気軽に手が出せないという問題、それらを一挙に解決するために、iPhone/Android両対応の新アプリを作って無料配布しよう!と思い立ったからです。

 読者の皆様にはその前に「なんで新作なの? どうして普通に従来のG-BowlアプリのAndroid版を出さないの?」という疑問があるかと思います。これは簡単に言いますと「両方で動くような作り(クロスプラットフォーム開発)になってないから」でして、もし今から作るのでしたら当然両方で動くように作ります。なぜそうしなかったのか?と言えば、当時はそのような仕組みが出始めで安定的に利用出来なかった事、またスマフォの性能も低かったのでオーバーヘッドが無視出来ないと考えた結果です。

 当時でも両方で出しているアプリは普通にありましたが、力技でそれぞれ作っていた訳で、サポート(Androidの機種の多様性)も含めG-Bowlアプリには開発コストが見合わないのでした。

 現在はどうかと言いますと、1つプログラムを書くだけでiPhone/Android両方で動作するのは当たり前、Windows, Playstation, Switch, XBOX 等でも同じ用に動く開発ツールが普及しています(もちろん売り物として出すにはそれぞれに手間は掛かりますが)。機種や画面サイズの違いも概ねツールが吸収してくれます。

 という事で、新しい開発環境で新規開発する事で開発コストが下がり、iPhone/Android両対応でかつ無料にする事が出来る → 沢山の人に使ってもらえる!と思い立った訳です。

 ついでに申しますと、新アプリにどこまでの機能を入れるかは悩みどころでした。既存のG-Bowlアプリユーザーは既に2,800円払って頂いている訳です。この方々は「良い待遇」を受けないとおかしいですよね、同じものを無料で配る訳にはいきません。

 思案の末「実物のG-Bowlの再現する」というコンセプトとしました。リアルなG-Bowlにはアプリのような付加機能はありませんが単体で製品として成り立っています。ですからリアルなG-Bowlに出来ることは可能な限り再現し、またリアルなG-Bowlで出来ないことはしないという方針は良い線引に思えます。またそうすることでG-Bowlを理解する上でも分かりやすくなります。無料で提供するには丁度良さそうです。

 出来上がってみると、リアルG-Bowlの再現という点で従来のG-Bowlアプリにも無い魅力が有り、シンプルだけどそこが良いと思えるアプリになったと思います。既にG-Bowlアプリをお持ちの方にもお勧めです。

 前置きが長くなりました新作は「G-Bowl Basic(製品情報)と言います。



 従来のG-Bowlアプリと並べるとこんな感じです。いかがでしょうか?

 写真(右)の通りG-Bowl Basic の画面には本当にG-Bowlとボール以外何もありません。「置くだけで使える」事も含めてリアルなG-Bowlの再現が狙いです。アプリを立ち上げると自動で水平を取ってボールが中央に収まります。あとは運転するだけです。
(補足:画面をタッチして水平を取り直したり、ボールの種類を変更したりは出来ます)。

 ちなみにボールが落ちると「ワン!ワン!」と犬が吠えて知らせてくれます。運転中に小さなスマホの画面を見ていては危険ですから、これだけは音で知らせることにしました。

 こうしてG-Bowl Basicは2021年12月16日にGoogle Play Storeでリリースされました。

2023年10月22日追記

 iPhone用も無事リリースすることが出来ました! 今後は iPhone / Android どちらでも無料でお使い頂けます。



 ・・・それがなぜ年明けの今日までブログ更新しなかったかと申しますと、未だにiPhone版がリリース出来ていないのです。iPhone版は完成して問題なく動いています。むしろiPhone版の方を先に仕上げて嬉々としてAppStoreに登録申請したのですが、Appleから「類似アプリの重複は認められない」として却下されています。到底納得できませんので丁寧に反論し背景資料も送付したのですが、あまり審査に時間をかけた様子もなく「検討はしたけどダメ」との回答で現在に至っております。

 有料版はiPhone、無料版はAndroidなどと分けたかった訳ではありません、本当に不本意な状況です(ユーザーの混乱も避けられません)。みなさんに使って欲しくて開発したのに今度は「Androidだけか」と言われても仕方ない状況です・・・本当に残念です。

 Android版がリリース出来ただけでも良かったと前向きに捉えようとは思っておりますが、諦め切れないのでなんとか再交渉してみるつもりではあります(再トライするのに少し時間が必要です)。

 気休めですがタブレットでも動作しますので、iPhoneユーザーの方でもAndroidタブレットをお持ちでしたらお使いいただくことが出来ます。ネット回線は必要ありませんので、お古のAndroidを調達して頂くのもアリです。

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