Ver.7.0.1アップデート解説 (4/4)

 今回で最後になります。Ver.7.0.1 の新機能について解説します。



◆[Settings]、[Calibration]ボタン長押しでアンドゥに対応しました。

お気楽リクエスト

Calibrateボタンは「する/キャンセル」で再確認させて欲しいです。
 (ボタンサイズは今位が良いが、うっかり触ってしまい易い)

 お気持ち分かります。ただ窮屈な場所に設置してCalibrationすることもあるので確認画面は避けたいところです。うっかりへの対策としてCalibrationボタンを長押しすることで取り消し(アンドゥ)出来るようにしました。(ついでにSettingsボタンも対応しました)

 


 ※約1秒間タッチし続けると音が鳴って直前の値になります。

 ちなみにカスタム設定(Sボタン、Cボタン)からの読み込みに対しても取り消し可能です。



◆SettingsのGリミットオーバー警告のG上限の選択肢に0.1Gを追加。

お気楽リクエスト

・G上限設定 0.1G 

・低μ路0.1G踏力一定ブレーキ練習

 走行中にG上限オーバーしたら警告音で知らせる機能があります。この上限に0.15G以上の値を設定できるのですが 0.1G も設定出来るようにして欲しいという要望です。機能的には問題ありませんのでご希望通り選べるようにしました。



 ちなみにこの警告音は走行中に一瞬でもG上限を越えたら鳴る訳ではありません。それだと路面の荒れによる振動でも瞬間的にGオーバーして警告音が鳴ってしまいます(今のは俺のせいなの?と思うような警告は良くない)。

 仮にG上限を0.3Gに設定したとして、警告が鳴った時に「今のはドライバーのミスで0.3Gを超えるGを出したよね」と同乗者が思う、またドライバー自身も納得が行くのが望ましい。そのため瞬間的なGオーバーはあえて無視しています。


 リクエスト2つ目の「低μ路0.1G踏力一定ブレーキ練習」ですが、こちらはアプリ的には問題無いので0.1G一定でブレーキして頂ければ「いいですよ」の診断ボイスが聞こえると思います。


 いずれにしましても、狙いが0.1Gですと僅かなG変動に左右されますので、iPhoneを安定した場所に取り付け頂く必要はあります(例えばエアコン吹出口取り付けのホルダーでは0.1Gを越える振動ノイズが乗るので厳しいと思います)。微小G領域を練習したいのであればフロア置きがお勧めです。



◆「躍度の微分」の表記を「SNAP」に統一、その他メッセージ表記の見直し。

 速度を微分して行くと、次のような関係になります。

 速度→加速度→加加速度(躍度)→加加加速度(SNAP)

 前バージョンまで加加加速度を「約度の微分」という表記していましたが、本バージョンからSNAPという表記に統一しました。

 あまり耳馴染みのない言葉ですが、加加加速度自体、世間一般に使われるものではありませんし、SNAPという表記で分かる方を利用者像として問題ないと判断しました。


以上で4回続いた Ver.7.0.1アップデート解説は終わりです。
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